サブカルチャーは刀匠を救う

2017年8月14日

刀剣ブームの裏で

最近、ネットニュースで気になる記事を見ました。
「刀剣ブームの裏で刀匠の深刻な後継者不足」
もはや、サブカルチャーの代表的ともいえるようになってきた「刀剣ブーム」
刀剣乱舞からブームは始まり、最初はそのキャラクターの魅力や演じる声優の甘い声に惹かれてプレイする人々が多かったが、次第に、日本の歴史に惹かれる人や新選組の生き様に心打たれる人もプレイするようになり一大ブームを築き上げました。

しかし、その陰で日本の伝統である日本刀の作り手、刀匠の減少が大きな問題になっています。刀匠の伝統技術を受け継ぐ後継者が不足し、担い手側の刀匠には超高齢化という波が押し寄せています。
刀剣ブームのおかげで、刀匠への入門希望者も増えているが、無給で5年以上の修行を続け、年一回、8日間かけての国家試験に合格しなければなりません。さらに、合格後は独立開業しなければならず、刀匠の道は簡単ではないようです。

そのため、刀匠たちは日本のサブカルチャーに目を向けました。
日本を代表する作品「ヱヴァンゲリヲン」と日本刀がコラボし、全国で展示会を開催、人気イラストレーターがデザインした刀剣を刀匠が製作するなど、刀匠自らが普及に努めています。
また、ゲームに始まり、アニメ・マンガ・グッズ・同人誌やコスプレなどの二次創作により世界各地へと広がりをみせ、刀剣ブームはサブカルチャーの一つとしてさらに盛り上がりをみせます。

かつての日本には、結婚や出産のお祝いとして魔除けとなる「御守り刀」を贈る文化がありました。
もしかしたら、サブカルチャーは刀匠だけでなく、日本の伝統文化をも救うきっかけになるかもしれません。